簡単なトレードルールでも十分勝てる

例えば、”ウップス”というトレード手法があります。
寄り付きギャップアップで始まった株が、一旦は上に動くが、その後に寄り付き値を下回ってきたときに、買い手が投げるのを見計らって売りでエントリーするというもの。

寄り付き値を割ったら売りでエントリーし、損切りポイントを寄り付き値よりちょっと上に設定。下落する分にはトレイリングストップで利益を追いかけるという手法は単純で簡単に守れるトレードルールですが、有効で強力なトレードルールです。
これを極めるだけで、一般的なサラリーマンの何倍もの収入を得ているデイトレーダーが私の友人にいます。
彼はこのルールが当てはまりそうな銘柄の発掘に全力を注ぎ（前日の引け後に相当数の銘柄をチェックしています）、当日の寄り付きで条件に合った銘柄でトレードしています。
当日の寄り付き前には勝負はついているのですね。

大切なのは、自分が理解しやすい、そして自分の性格上も受け入れやすい、簡単なトレードルールを見つけるということなんです。


デイトレードを数ヶ月も続ければ、自分が得意なチャートパターンやデイトレード手法が見えてきます。
自分の得意技を発見し、それを黙々と繰り返す。
退屈なようですが、これが狼トレーダーへの最速かつ最短の道のりです。