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デイトレードに必要なのは”考えない”才能

 
感情を排除することは難しい。誰だって儲けたい。少なくともマーケットに参加しているデイトレーダーは、儲けたくてマーケットにやってきます。
感情を排除することは難しいけれど、それと同様の結果を得られる工夫を施すことは、実は可能です。

結論から言うと、感情の入り込む余地がないトレードルールを自分に与え、それをひたすらに守るんです。
その際に大事なのは、「出来る限りシンプルな」トレードルールを決めること。

最初から複雑なトレードルールを作ると、それを守ることがそもそも困難で、感情がその隙を突いて入り込んできてしまいます。
トレードルールとは、例えば、
@トレード前に決めた損切りポイントで必ず(なにも考えず!)損切りを実行する
A利益が乗ってきても、下降局面でビビってすぐ降りない。もしくは、天井で売ってやろうなどと無理なことを求めない
などです。

これを守るために設定する具体的ルールは極めてシンプルで、例えば一例をあげると、
@注文と同時に損切り注文も入れる
A利益が乗ってきたらすぐに、トレイリングストップの注文を入れる

これを守りさえすれば、デイトレードにおいて感情が入り込む余地などなくなります。

ザラ場で”あれこれ考える”から感情に支配されるのであり、最初から決めたトレードルールで自分の行動を縛ってしまえば、感情に振り回されたデイトレードをすることはなくなります。
つまり、マーケットで勝つために必要な才能は、”(余計なことを)考えない”こと。これも立派な才能なんです。


実際にデイトレードやスイングトレードをしている人には、”考えない”ことがいかに難しいか、よくわかると思います。
損切りが大切なのは分かっているが、「そろそろ反転するのではないか」とか「負けを確定したくない」と考える余り、インターネットで株価が上がりそうな材料を探して安心してみたり、値上がりを神に祈ってみたり?するものです。
わたしも以前は、いつも勝っている人のブログ(少なくともブログ上では勝っている?)を見て、その人も同じ考えでいることを確認して安心したりしたものです。

でも、そうするうちにも値下がりは続き、とても受け入れられない程の含み損を抱えることになって・・・マーケットから退場するのです。
デイトレードにおいて、ザラ場で株価の動きに一喜一憂することは無駄であるばかりか、害悪でしかありません。


あなたは、マーケットで勝ち続けるデイトレーダーに、どんなイメージをお持ちでしょうか?
マーケットが開いている間中も様々な情報を取得し、それをデイトレードに反映させる。クールに機敏にトレードを繰り返す。そんなイメージでしょうか。

確かに情報収集は大切ですが、ザラ場でそんな事をしなくても、勝ち続けることは十分に可能です。むしろ、ザラ場での情報収集など、ほとんどのデイトレーダーには害悪です。
大切なことは、”ザラ場で考えない”こと。感情に支配されないこと。自分のトレードルールを守りぬくこと。
デイトレードにおいては、その日なぜマーケットが動いたのかは場が引けてから確認すれば十分です。

マーケットで勝ち続ける、生き残るデイトレーダーの真のイメージは、クールに自分のルールに従ってトレードを繰り返すというもの。
鮮やかな状況判断で機敏にトレードするなど、ドラマや小説の世界であり、現実はとっても地味なんですよ!
 

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